シリア:ジュネーブで制憲委員会小委員会が開催される一方、政府軍とロシア軍はアル=カーイダ系組織の支配地域を激しく爆撃、民間人3人を含む6人が死亡
2019年11月05日付 その他 - Syria Arab Spring.info 紙


■ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから213人、ヨルダンから728人の難民が帰国、避難民3人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年11月4日)
ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月4日付)を公開し、11月3日に難民941人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは213人(うち女性64人、子供108人 ... → 記事

■ロシア・シリア軍の戦闘機・ヘリコプターがシャーム解放機構などの支配下にあるイドリブ県、ラタキア県を激しく爆撃、武装集団戦闘員3人と住民3人が死亡(2019年11月4日)
イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構などの支配下にあるカフルナブル市灌木地帯、カフルサジュナ村、トゥラムラー村一帯、マアッラト・ハルマ村、ウライニバ村、ナキール村を20回あまりにわた ... → 記事

■ハサカ県アブー・ラースィーン(ザルカーン)町一帯でシリア民主軍とトルコ軍・国民軍が交戦(2019年11月4日)
ハサカ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がアブー・ラースィーン(ザルカーン)町に近いアニーク・ハワー村、マナージール村一帯で、M4高速道路の寸断を狙って攻撃を続けるトルコ軍とその支援 ... → 記事

■米軍は人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とともにハサカ県東部でパトロールを実施する一方、アレッポ県アイン・アラブ市一帯にも再展開(2019年11月4日)
ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米軍がダイリーク(マーリキーヤ)市近郊のアイン・ディーワール村近く通る街道一帯で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌とともにパトロール活動を行った。 ** トルコの支援を受 ... → 記事

■アサド大統領は国家評議会法の違憲審査を最高憲法評議会に付託(2019年11月4日)
アサド大統領は、人民議会が最近になって可決した「国家評議会法」の違憲審査を最高憲法評議会(最高司法評議会)に付託した。 可決された「国家評議会法」は131条からなり、現在施行されている法令と現法(2012年施行)の齟齬を ... → 記事

■制憲委員会(憲法委員会)小委員会が初会合を開催し、会期と1日の審議時間を決定(2019年11月4日)
制憲委員会(憲法委員会)の小委員会がジュネーブの国連本部で初会合を開いた。 小委員会はシリア政府代表15人、反体制派代表15人、市民社会代表15人の合計45人からなり、現行憲法の再検討、憲法改正、ないしは新憲法起草の実務 ... → 記事

■人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が所属組織「サナーディード軍」の検問所を襲撃し、3人を殺害(2019年11月4日)
ハサカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月4日付)が複数の地元情報筋の話として伝えたところによると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がイラク国境に面するヤアルビーヤ(タッル・クージャル)町近郊にあるシャンマル部族 ... → 記事

■トルコの侵攻で避難していた住民10万6000人が帰村、10万8000人が依然として避難生活(2019年11月4日)
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は、トルコによるシリア北東部への侵攻作戦(「平和の泉」作戦)で国境地帯から避難していた住民のうち約10万6000人が帰村したと発表した。 UNHCRによると10万8000人が依然とし ... → 記事

■米中央軍(CENTCOM)はハサカ県で有志連合の車列が砲撃を受けたことを認める(2019年11月4日)
米中央軍(CENTCOM)報道官は、11月3日に米軍主導の有志連合のパトロール部隊がシリア北東部で砲撃を受けたと発表した。 発表によると、砲弾複数発がパトロール部隊が移動していた街道から1キロ強の距離に着弾したという。 ... → 記事

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CMEPS-J

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( 翻訳者:CMEPS-J )
( 記事ID:47977 )