イエメン:運輸大臣、「リヤド合意」を批判
2019年11月06日付 al-Quds al-Arabi 紙

■イエメン:イエメンの大臣は「リヤド合意」を批判:有志連合に国家運営をする完全な正当性を与えた

【イエメン:アナトリア通信】

イエメンのサーリフ・ジャブワーニー運輸大臣は水曜日、「リヤド合意」を批判した。同合意はイエメン政府とアラブ首長国連邦(UAE)の支援を受ける南部移行評議会の間で署名された。大臣は、合意はサウジアラビアが主導する有志連合に国を運営する「完全な正当性」を与えたと述べた。

火曜晩、イエメン政府と南部移行評議会は、サウジアラビアの首都で合意に署名した。合意は、8月以来、双方の部隊が戦い、南部諸県を支配し合ってきた両者の間の紛争を終結させようとするものであった。

ジャブワーニー氏はツイッターで、「火曜日に署名されたそれ以外の合意条項、そしてこれから現実に起こることは、運営とその工程の詳細である」と綴った。

イエメンの同大臣は以下のように皮肉った。「正当性を支援する有志連合が正当になった。その正当性は南部移行評議会の場合と同じである」。続けて、「正当性の未来は、そのプロセスの運営のために有志連合が選ぶ者たちによるだろう」と述べた。

合意の署名式は火曜日、リヤドにあるヤマーマ宮殿で開かれた。署名式には、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子とイエメンのアブドゥッラッブフ・マンスール・ハーディー大統領、アブダビのムハンマド・ビン・ザーイド皇太子に加え、政治及び政党の指導者たちが出席した。

その後、イエメン大統領府は「リヤド合意」を履行するための強い決意と意志、勇気の重要性を強調した。また、「ツイッター」で、国益のために合意を履行する中で、強い決意と勇気ある意志を以て合意を順守しない限り、諸合意は単なる紙の上のインクになると述べた。

(後略)

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( 翻訳者:高井 万希 )
( 記事ID:47995 )