ハサンケイフ博物館、開館
2019年11月08日付 Hurriyet 紙


ウルス・ダムプロジェクトにより水没する、歴史を有するバトマン県ハサンケイフ郡での考古学的発掘現場で発見された旧石器時代、新石器時代、金石併用時代、青銅器時代、鉄器時代、中世、ローマ、アルトゥク朝、オスマン帝国時代の4,000の出土品を所蔵するハサンケイフ博物館が開館した。

ティグリス川流域のバトマン県、ディヤルバクル県、マルディン県、スィイルト県、シュルナク県に跨り、アタテュルク・ダムに次ぐ規模で、123億トルコリラを投資したウルス・ダムプロジェクトが完了した。ダム湖により水没予定の1万2,000年の歴史を持つバトマン県ハサンケイフ郡は再建された。元の居住区域から3キロ離れた新しい居住区にある文化公園に、ハサンケイフ博物館は設立された。博物館では、ウルス・ダム集水地域にある小山から出てきた出土品と共に、バトマン県、ディヤルバクル県、マルディン県、スィイルト県境の小山から出てきた出土品4,000点を所蔵する。

旧石器時代、新石器時代、金石併用時代、青銅器時代、鉄器時代、中世、ローマ、アルトゥク朝、オスマン帝国の4,000の歴史的出土品を所蔵する同博物館は、考古学的かつ民族学的な特徴を有し、元の居住区から移設されたゼイネル・ベイ霊廟、エル・ルズク・ジャーミ―のミナレット、スレイマン・ハン・ジャーミ―、ヤマチ・キュリエ・ミフラーブ、コチ・ジャーミ―の扉やミフラーブ、中央門、クズラル・ジャーミ―の模型も存在する。

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( 翻訳者:山根卓朗 )
( 記事ID:48009 )