イスラエル:イスラエル軍との衝突でパレスチナ人二名負傷
2019年11月10日付 al-Quds al-Arabi 紙
▪︎エルサレムでイスラエル軍との衝突によりパレスチナ人二名が負傷
【エルサレム:本紙】
土曜日の夕方、占領下エルサレム北東部のイサウィヤの町において、占領(イスラエル)軍との衝突により二名のパレスチナ人が負傷した。
パレスチナ赤新月社は「隊員がイスラエル占領下のイサウィヤの町での衝突中に負傷した二名に初期治療を施し、その後病院へ搬送した」と、二人の容態を明かすことなく述べた。
ワーディ・フルワ情報センター(NGO)は、Facebook上の投稿の中で、イスラエル軍がイサウィヤの町で警察犬の助けを借りつつ多くのパレスチナ人を攻撃し、彼らに対し催涙ガスと爆弾を発射したことを明らかにした。
同センターは、負傷者のうち一名が活動家のムハンマド・アブー・アル=ヒムス氏であったと指摘した。同氏は、イスラエル占領軍によるイサウィヤの町の住民への攻撃を記録しようと試みていた際に負傷したという。一方で、同センターは二人目の負傷者に関する情報を提供しなかった。
同地域においては、3ヶ月以上に渡りイスラエル軍による日常的な攻撃・逮捕が続いている。
イスラエル軍は、6月27日、イスラエルの侵略を批判するイサウィヤの住民による抗議活動の取り締まり中、イスラエル兵士がパレスチナ人青年ムハンマド・サミール・オベイド氏(20歳)に対し近距離から発砲し、同氏を殺害して以来、町への圧力を強化していたことを明らかにした。
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( 翻訳者:田川知佳 )
( 記事ID:48025 )