ムーディーズはトルコの経済成長率の伸長が速まるという予測を発表し、2019年の経済成長率予測は0.2%となった。
国際格付け機関のムーディーズは、トルコの経済成長率予測の伸長が速まるという予測を発表し、2019年の経済成長率予測は-2%から0.2%に上方修正された。
ムーディーズは「国際マクロ経済の展望・2020年~2021年」報告で、今後2年間の世界経済の成長が鈍化し、2020年・2021年は世界経済が後退するという予測を発表した。
同報告では、G-20各国の2019年~2020年の経済成長率が2.6%になる見込みだとされている。
ムーディーズの報告では。アメリカ・中国経済が2020年に成長を鈍化させ、G-20各国の2021年の経済成長率が2.8%に伸びるという見込みが発表された。同報告でのユーロ経済圏の経済成長率予測は1.2%であり、発展途上経済は2020年~2021年には平準化するだろうとされている。
ムーディーズは、発展途上国の経済成長率は2020年に4.6%、2021年に4.8%になると予測している。
同報告ではトルコの経済成長率予測が上方修正され、2019年は-2%から0.2%に、2020年は2%から3%に数字を伸ばし、2021年は3%と予測されている。同報告には、上方修正の要因として「トルコの経済成長は事前の予想より速く進んでいる。経済成長の加速には同国の財政が影響している」という記述がある。
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( 翻訳者:神谷亮平 )
( 記事ID:48070 )