その評判がトルコの国境を越える歴史的なグランドバザールでは、使用面積9.2平米の店舗が1200万トルコリラ(約2億2740万円)という価格から公開オークションで販売に出されていた。この店舗はグランドバザールのベヤズィト門付近のエリアに位置している。
イスタンブル第6簡易裁判所の売買管理局から各紙に知らされた公示によると、歴史的なグランドバザールの一店舗が公開オークションで販売される。
公売は2020年1月10日にイスタンブル第6簡易裁判所の聴聞室で開催される。店舗の使用面積は9.20平米と発表されており、店舗登録地はベヤズィト区第2788島第5区画に配置されている。
この公示では、グランドバザールに関して、イスタンブル大学ベヤズィトキャンパス、エジプシャン・バザール、ギュルハーネ公園、さらにはアヤソフィアとブルーモスク、トプカプ宮殿などの歴史的かつ観光名所とされるエリアから徒歩圏内という記載も見られた。
「グランドバザールは64の通りと路地、2つベデスティン、16の隊商宿、22の門、そして約3600の店舗をもつ世界最古かつ最大のショッピングセンターである。
グランドバザールは屋根で覆われた4万5000平米の面積を有し、季節によっては一日に30万~50万人の買い物客や観光客が訪れる。そしてその商業的な意味での影響力とともに観光の面でもイスタンブルにとってかけがえのない場所となっている。
またグランドバザールはイスタンブルを訪れる世界中の観光客が足を運ぶ場所であることからもブランド価値は非常に高く、観光的価値を考慮すれば、その名声は世界中に及ぶショッピングの中心地の一つである。」と言われている。
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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:48087 )