イエメン:急性栄養失調に苦しむ多くの子供たち
2019年11月17日付 al-Quds al-Arabi紙

⬛︎WHO:急性栄養失調に苦しむ15000人のイエメンの子供達

【アナトリア:本紙】

イエメン:WHO(世界保健機関)は日曜日、イエメンでは約15000人の子供達が重度急性栄養失調に苦しんでおり、その数は2019年1月からこれまでに健康診断を受けた子供の約26%であると報告した。

WHOイエメン事務所は、ツイッターの公式アカウントで、今年1月からこれまでに約63000人の子供が健康診断を受け、その中には5歳以下の幼児が9000人含まれていると発表した。

さらに健康診断を受けた子供の26%(約15000人)が重度急性栄養失調に陥っていることを明らかにした。

イエメンの保健部門は、激化する武力衝突によって壊滅状態である。そのために、伝染病や(栄養不良が原因の)さまざまな病気が蔓延し、多数の保健施設が閉鎖されている。

イエメンでは、2014年9月に始まった暫定政府軍とイランからの支援が疑われている反政府武装組織フーシ派の内戦が5年目に突入し、フーシ派は首都サヌアを含む一部地域を実効支配している。

さらに2015年3月以降、隣国サウジアラビア主導のアラブ連合軍が、フーシ派と対立する政府部隊を支援している。

この内戦によりイエメン国民の大部分が人道支援を必要とする状態になった。国連の推計では、数百万人の国民が飢餓状態に瀕し、世界最悪の人道危機に直面している。

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(翻訳者:伊藤遥)
(記事ID:48090)