パレスチナ:イスラエルがパレスチナ人の遺体を利用
2019年11月27日付 al-Quds al-Arabi紙


■「アダーラ」センター「イスラエルは遺体を使った取引を試みている」

【ナザレ:本紙】

イスラエル政府のナフタリ・ベネット新国防大臣は、様々な小隊から出たパレスチナ人殉教者の遺体の収容を指示したと述べた。一方ベンジャミン・ネタニヤフ首相は、この問題は依然議論下にあると述べた。

ウェブサイト「Yネット」は匿名の政治筋の発言として以下のように報じた。この新たな侵害行為は、一週間前、ネタニヤフ首相がガザで拘束された二名の兵士の家族と面会した後に起こった。その場において、両家族は殉教者の遺体の押収を要求していた。同サイトは、占領軍によって殺害された子どもたちの遺体を除いて、内閣はこのような措置を承認しなければならないと注意を喚起した。

また、同サイトは二名の兵士、ハダル・ゴールディンとオロン・シャウルの家族がイスラエル政府を糾弾し、両氏の遺体を帰還させるための十分な努力を払っていないと非難したことを指摘している。

アダーラ・センターのハサン・ジャバリーン所長は、ナフタリ・ベネット氏の指示は「人々の遺体を尊重し埋葬する権利を取引しようとする試み」であると述べ、遺体を交渉や政治的駆け引きのためのカードとして利用することを自国に許可している国は世界中に存在しないと強調した。また同氏は、このような行為は国際法に違反するだけではなく、合法的な国民の法律、そして何より、あらゆる人間に対して残酷で非人間的な行為を例外なく禁止する拷問等禁止条約に違反することを強調した。

(後略)

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(翻訳者:田中美羽)
(記事ID:48137)