イスラエル:イスラエルがアラブ諸国をゆすっている
2019年11月29日付 al-Mudun紙

■イスラエルがアラブ諸国をゆすっている…訴訟の準備か

【本紙】

イスラエル政体がユダヤ人を集める以前に、彼らが元々属していた社会で排斥、追放および攻撃をうけたという仮説を流布し始めた。これは、アラブ諸国に対する措置を伴うプロパガンダ・キャンペーンを開始するために政治的な土壌を整える一環だ。

1948年に出現し建国を宣言したイスラエル政体は世界のユダヤ人を集めたという厳然たる事実から70年の時を経て、イスラエルはその事実の捏造を開始した。というのも、集まったユダヤ人たちが建国を宣言したイスラエル政体に巨額を支払ったという仮説や、ユダヤ人に「約束の地」にたどり着くという誘惑を提供したという仮説を退けて、アラブ諸国がユダヤ人を排斥したという主張に基づく危険な仮説を流布し始めたのだ。

イスラエル外務省が運営するツイッターアカウント「アラビア語によるイスラエル」は「イスラエル建国に際した敵対感情の増幅を受けて、85万人のユダヤ人がアラブ諸国から移住した」と語った。

このような発表が見過ごされることはあり得ない。そしてこの発表は2つの可能性を指摘している。ひとつは、イスラエルが新たなプロパガンダによってアラブ諸国をゆするというものだ。その目的は、ユダヤ人の移住や排斥はなかったという証明をアラブ諸国との間で常態化させることにある。そうすれば、彼らの父や祖父たちが被占領地パレスチナへ移住した際に残していった財産を取り返し、それを活用することが可能となるのだ。あるいは、イスラエルが(アラブ諸国を)ゆする中で、アラブ諸国から移住させられたユダヤ人がその国に対して訴訟を示唆することもありうる。

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(翻訳者:白石江里香)
(記事ID:48150)