シシェジャム、イタリアで二つ目の工場開設
2019年12月01日付 Hurriyet紙


伊ジュゼッペ・コンテ首相は、「シシェジャムが経済的にも環境的にも持続可能なプロジェクトを携えてやってきた。そしてこの工場を稼働させることによって重要な一歩を踏み出した」と述べた。

板ガラス、住宅用ガラス製品、ガラス容器、ガラス繊維といったガラスを用いるあらゆる産業分野からソーダ・クロム化合物までカバーする世界有数企業であるシシェジャム社が、イタリアで二つ目の板ガラス投資となるマンフレドーニア工場を開設した。

イタリアのプッリャ州モンテ・サンタンジェロにあるマンフレドーニア工場で開催された開所式典は、シシェジャムグループの取締役会代表兼ゼネラルマネージャーであるアフメト・クルマン博士が主催した。この式典には、伊ジュゼッペ・コンテ首相、在ローマトルコ大使であるムラト・サリム・エセンリ大使、プッリャ州のミケーレ・エミリアーノ州知事、そしてモンテ・サンタンジェロのピエールパオロ・ダリエンツォ首長も出席した。

スピーチでコンテ首相は、政府がイタリア南部の発展を特に重視している姿勢を示すため式典に出席したと述べた。

またコンテ首相は今回の投資に対してクルマン会長に謝辞を述べ、「シシェジャム社は経済的・環境的に持続可能なプロジェクトを携えてイタリアにやってきた。そしてこの工場を稼働させることによって重要な一歩を踏み出した。シシェジャムグループ側もこの投資に大いに満足するだろう」と話した。

また、在ローマトルコ大使のエセンリ氏はも「トルコ企業であるシシェジャム社のここでの存在感は、トルコの将来的な見通しの点で経済力の指標である。同様にトルコとイタリアの間にすでにある相乗効果をも表している。
こうした重要度の高い開所式典に親愛なるジュゼッペ・コンテ首相のご臨席を賜わっていることを、首相閣下と閣下が代表する政府がトルコとの関係や協働を重要視していることのあらわれとして考えたい」と話した。

■「板ガラス業者として五番手の位置」

クルマン会長も、ガラス産業および化学産業分野のグローバルプレイヤーであるシシェジャム社は、同社が事業を展開している全地域で、社会的および経済的な価値を創造していると述べた。

また同会長は、シシェジャム社は中心事業の分野で世界トップ3のメーカーになることを目標に、高いパフォーマンスを基盤にした投資方針に沿って成長し続けていると述べ、以下のように続けた。

「最近米国でおこなったソーダ事業への投資動向と併せると、現在我々は4大陸14ヵ国で事業を展開し、150ヵ国以上で顧客に革新的な製品を提供しており、22,000人の雇用を保証している。我々は、住宅用ガラス製品分野では世界3番目、ガラス容器と板ガラス分野では5番目の生産業者というの位置づけだ。また化成ソーダの分野では世界7位であるが、クロム化合においては世界のリーダーでもある。」

キルマン氏は、特に板ガラス分野での投資をおこなったことで、2020年イタリアでの売り上げ総収益が2億ユーロ規模に達することを目標としていると述べた。

■「投資額は5,500万ユーロ超」

短期間で実施した刷新・近代化投資によりマンフレドーニア工場が稼働に至ったと述べるクルマン会長は、「追加投資を含めると、工場購入価格と操業資本金を含む5500万ユーロを超える投資を行った。

工場では最新の設計技術で炉を一新したのに留まらず、塗装やラミネート加工ラインも立ち上げ始めた。欧州最大の板ガラスメーカーとして、イタリアで2番目、EUで3番目となる我々の板ガラス製造工場となるマンフレドーニア工場を、約束どおりきわめて短期間で立ち上げられたことを誇りに思う」と述べた。

クルマン会長は工場の立地場所と年間19万トンの生産能力をもつという点から、マンフレドーニア工場が、同社の欧州板ガラス事業という観点で、戦略的利点を引き出すことを目指すと述べ、「工場の稼働開始により、イタリア国内での当社の板ガラス生産キャパシティは2倍の年間410トンに達している。それにより取扱製品もいっそう拡大し、イタリアの建築用ガラス市場で当社は最大のメーカーになる」と話した。

プッリャ州のミケーレ・エミリアーノ州知事も、同州は平和と友愛の地であると表明し、トルコ人とトルコ政府の両方に対し、投資への感謝を述べた。

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(翻訳者:原田星来)
(記事ID:48167)