国産無人航空機、初飛行
2019年12月06日付 Hurriyet紙

バイカル社のセルチュク・バイラクタルCTOがソーシャルメディアで、「TİHAとは、すなわち情熱(Tutku)、信念(İnanç)、夢(Hayal)、決意(Azim)だ。我が社の無人航空機『バイラクタルAKINCI TİHA』は皆さんの祈りを得て、今日初飛行を行った」とのコメントとともに、AKINCI TİHAの初飛行の画像を投稿した。

バイカル社のセルチュク・バイラクタルCTOはソーシャルメディアのアカウントからAKINCI TİHAの初飛行の画像を投稿した。

セルチュク・バイラクタルCTOは投稿で、「TİHAとは、すなわち情熱、信念、夢、決意だ。バイラクタルAKINCI TİHAはあなた方の祈りを得て、今日初飛行を行った。我々を支え、祈りを惜しまなかった我が国の国民たちに感謝を捧げる」と述べた。

初飛行の瞬間をとらえた初映像が流れるビデオには、セルチュク・バイラクタルCTOがチームとともに初飛行の瞬間を追いながらお祝いする、感動的な瞬間が映っていた。

◼︎16分間滞空した

トルコはバイラクタルAKINCI TİHAの飛行を以て、この分野で無人航空機を所有する世界の四ヶ国の一つとなった。バイカル社のAKINCI TİHAは、バイカル国家無人航空機システム生産とAr-Ge(研究開発)機関で開発されたトルコの最新鋭の特徴をもつ無人航空機であり、2019年9月1日に初のエンジンテストが行われた。

初のエンジン稼働後に行われたテストも成功のうちに終了し、バイラクタルAKINCI TİHAは初飛行試験のためテキルダー県チョルル郡にあるチョルル航空センター基地司令部に移送された。ここで行われたタキシングと走行テストが完了し、AKINCI TİHAの初飛行は成功した。AKINCI TİHAは全自動タキシングを問題なく終え、15時19分に離陸した後、16分間滞空し、進行するというテストをクリアし、続く初の完全自動着陸も成功のうちに完了した。

◼︎より大きく、より強く

バイカル社のバイラクタルTB2軍事無人航空機は、同社によって国内製で独自に開発され、トルコ国軍、警察総局、軍警察総司令部、国家諜報機構によって有効に使われ、ウクライナとカタールにも輸出されている。代わってAKINCI TİHA(Taarruzi İnsansız Hava Aracı/攻勢無人航空機)は、それよりも長く、幅が広く、今後は戦略的に使用されるだろう。

◼︎24時間滞空できる

AKINCI TİHAは24時間滞空でき、上昇限度4万フィート、内部400kg外部950kgの合計1350kgの積載能力で傑出している。同機の最大離陸重量は5.5トンで、2基450馬力出力のターボプロップエンジンによって空へ上昇する。また2基各750馬力と2基各200馬力を出力する複数の配置されたモーターでも飛行できる能力を持つ。

◼︎国産軍需品を使用

特徴的な折れ曲がった翼の構造で20mの翼の広がりを持つこの航空プラットフォームは、全自動飛行制御と3つの冗長自動操縦システムにより、高度飛行の安全性も保証する。AKINCI TİHAはその有効積載量により、国産軍需品を搭載・使用して役目を果たすことになり、巡航ミサイル発射機能をもつ強力なファクターになるだろう。バイラクタルAKINCI TİHAはトルコ科学技術研究機構・国防産業研究開発機関(TÜBİTAK/SAGE)とロケトサン社によって製産された国産軍需品であるMAM-L、MAM-C、ジリト、L-UMTAS、ボゾク、MK-81、MK-82、MK-83、有翼誘導装置KGK-MK-82、ギョクドアン、ボズドアン、SOMといったミサイルを使用出来る。また、F-16が担う一部の役割も実行でき、先端部分にある国産のAESAレーダーにより高い状況感知能力も備えている。翼の下で運ぶ国産空対空兵器による作戦が実行可能である。

◼︎進歩した人工知能

その構造上にEO/IRカメラ、アセルサン社が国内製造しているAESAレーダー、視程外(衛星)通信や電子支援システムといった極めて重要な機器を搭載する航空機は、進歩した人工知能という特徴も備える。搭載される3つの人工知能コンピュータとセンサー、さらに航空機上にあるカメラから得られるデータを記録し、情報を集めることができる。一切の外部センサーやGPSを必要とせず、航空機のロール角(左右傾斜)、ピッチ角(前後傾斜)、ヨー角(方向角)を確定できるようにするこの人工知能システムは、地理情報を使用して周囲を感知することができる。進歩した人工知能システムは入手したデータを運用して決定する機能を持ち、人間の目では確定できない地上の目標を捕捉でき、バイラクタルAKINCI TİHAのより効果的な活用を可能にする。

◼︎高精度感知

バイラクタルAKINCI TİHAは、国内で開発したAESAレーダーの高精度感知機能により役目を担い、合成開口レーダー(SAR)の働きで、電気光学システムでは画像取得が難しい悪天候の条件下でも、画像を得て利用者に送信できる。気象レーダーと多目的対空レーダーをその構造で守ることになる対空目標のプラットフォームが、これらの性能によってこの分野での先陣を切る。

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(翻訳者:伊藤梓子)
(記事ID:48208)