農産物の国産はもはや夢
2019年12月16日付 Cumhuriyet 紙

トルコ国内産物と国内商品の消費を増やすため、毎年12月12日から18日までの国産品週間では、農産物における国産自給率が話題になった。

トルコ統計協会のここ10年間の植物性産品バランスシートによると、農産物の生産が増加しても、増える消費を賄えない。不足分は、輸入で補っている。農産物の自給率の減少は次の通り。

・全ての野菜について、国内生産が国内需要を賄う割合は2009-2010年では108%だったが、2017-2018年には106.6%に落ちた。

・2009-2010年に野菜の需要の7.6%が輸出であったが、2017-2018年には6.6%に後退した。輸入は109%に増加した。

・2017-2018年では、前年同期と比べてコメの生産が55万2千トンから54万トンに減少した。国内消費は78万1861トンから79万5千トンに、一人当たりの消費は9.4キロから9.5キロに増加した。コメの自給率は70%から67.2%に落ちた。

・ひよこ豆の生産は2016-2017年に45万5千トンであったが、2017-2018年には47万トンに増加した。一人当たりの消費は、年間5.4キロから5.8キロに増加した。ひよこ豆の自給率は、92.1%から87.5%に落ちた。

・ジャガイモの自給率は108.2%から103.5%に落ちた。タマネギは、112.7%から108.2%に落ちた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:48265 )