イスラエル:ハマースとの停戦に合意か
2019年12月29日付 al-Quds al-Arabi紙

■イスラエルはハマースとの停戦に合意する方針を発表する一方で、アッバース議長に対する黙殺を継続

【ナザレ:本紙】

厳しいイスラエル批判とベンヤミン・ネタニヤフ政権が(ハマースに)服従し降伏したという非難の中、イスラエルは近くエジプトの仲介によりガザにおけるハマースとの長期停戦協定の草案について決定を下すとみられる。他方、被占領地エルサレムでの大統領選挙および国政選挙の実施許可を求めるパレスチナ自治政府の要求を無視し続けている。

ガザで捕虜となったイスラエル軍兵士ハダル・ゴールディンの兄弟は、家族はいわゆる停戦協定にはハダルの遺体の返還は含まれていないという公的な説明を受けたと述べた。彼は占領政府(イスラエル)を糾弾するとともに、またイスラエルは「ガザを取り囲む地帯(Gaza envelope)」における安定の見返りとしてハマースに贈り物をし、イスラエルの価値観と兵士を売り渡したと非難した。

ゴールディンの家族が発した声明によると、国営イスラエル放送は、ネタニヤフ首相が以前より国家レベルでも個人のレベルでも、二人の兵士の遺体の返還なしに和解はあり得ないと請け負っていたという。

ゴールディンの家族は、偽りの停戦と引き換えに価値観を売り渡したのだとネタニヤフ首相を非難し、「私たちは、彼が約束を守り、ひと月半前に何度も繰り返していた約束を尊重すると期待していた」と続けた。

さらに、「イスラエルがハマースから一切の対価を取り立てないという前提で停戦が始まった一方で、ガザに数十億ドルを投資し、水道や電気のインフラや病院、工場を整備している。これはハマースへの無償の贈り物であり、これを認める国家など世界中のどこにもない」と語った。

(後略)

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(翻訳者:秋野晴香)
(記事ID:48347)