ロシア:パイプライン建設とリビア問題を通じて影響力拡大を意向(3)
2020年01月08日付 al-Sabah al-Jadid紙

■プーチン大統領、中東で緊張が高まる中で地域プレイヤーとしての役割強化を目指す

【本紙】

エルドアン大統領は、2018年終盤と去年8月にロシアとの間で締結に至った2回の暫定的停戦の直後から 、イドリブにおける発砲停止を呼びかけている。モスクワ・ポリシー・グループ(研究機関)の中東・北アフリカ部門部長のユーリ・バーミン氏は「モスクワの要求は単純だ」と述べ、「トルコはイドリブのテロ細胞をせん滅するためにより多くの努力をしなければならない。会談はこの意見を中心にして進むであろう」と加えた。

二国間の関係の改善によってエネルギーと防衛の両分野における複数の大規模な合意締結が可能になった。(例として)ロシアはトルコにとって初の核施設の建設を行い、これにミサイル防衛システムを配備した。またプーチン大統領は2016年7月、(結果的に)失敗に終わったクーデターの試みの直後、迅速にエルドアン氏を支援したことにより、トルコにおいて歓迎を受けている。

パリ政治学院のジャナ・ジャッブール氏によると、両国の大統領は「強い個人的関係」を結んでおり、また「両者の経済とエネルギーに関する計画は相互に関連している」という。トルコ・ロシア間の関係が停滞していた期間、建設作業が一時的に中断していたタークストリームプロジェクトは、900km以上にわたって延びる2本の平行なパイプラインの建設 を含んでいる。このパイプラインはロシアのアナパ村とトルコ北東のキイコイ村を結んでおり、実際にブルガリアへの運送作業が始まっている。さらに、セルビア、ハンガリー、オーストリア方面への延伸が進行中である。

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(翻訳者:佐藤みちる)
(記事ID:48424)