インターネットの百科事典であるWikipediaへのアクセス制限の決定が、アンカラ第一簡易刑事裁判所によって解除された。サイトが少し後にアクセス再開されることが見込まれている。
憲法裁判所大法廷のアクセス制限を違反とする決定がUYAPシステム(国内司法ネットワークシステム)によって送られた裁判所判事は、アクセス制限に関する決定を再度扱った。
調査の結果判事は、憲法裁判所大法廷の決定に従いアクセス制限の決定を解除すること、サイトへのアクセスを許可することを決定した。
判事は決定が、履行のために情報技術通信機関へと送られることも決定づけた。
高等裁判所は、「トルコがあらゆるテロ集団と同じレベルであり、それらと協働していることを示そうとする説明がなされている」という理由で2017年4月29日にアクセス制限の決定が下されたWikipediaに関する個人的な申請を調査し、アクセス制限が表現の自由の侵害にあたると結論付けた。
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( 翻訳者:西田 萌 )
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