イラン政府「欧州は『いじめっ子』トランプ大統領に屈した」
2020年01月16日付 al-Mudun 紙
◾︎テヘラン「ヨーロッパは『いじめっ子』トランプ大統領に屈した」
【本紙】
イランのハサン・ロウハーニー大統領は、木曜日の演説で、現在イランは核合意に至る前と比べてより多くの量のウラン濃縮を行っていると述べた。また「我々は合意に至る前と比べてより多量のウランを濃縮している…。イランへの圧力が増しているが、我々は進歩を続ける」と付け加えた。
イラン政府は、2018年にアメリカ政府が核合意から離脱しイラン経済を圧迫する(経済)制裁を再度課したことに対抗し、核合意に基づく義務を次第に縮小させている。またイランは木曜日、核合意において発生した不和を解決するメカニズムの促進を行った際、「いじめっ子」ドナルド・トランプ米大統領の脅威に屈したとして、ヨーロッパの三カ国を非難した。イギリス、フランス、ドイツは今週、核合意に明記されている不和を解消するメカニズムを実施していた。イギリス政府は「トランプの合意」を締結する時が来たと述べた一方、フランス政府は広い範囲での対話が実施されるべきであるとした。
ワシントンポストが水曜日に報じたところによれば、イギリス、フランス、ドイツがイランによる核合意違反を公式に非難しなければ、トランプ大統領はヨーロッパからの輸入車に25%の関税を課すとしてこれら三か国を脅したという。
(後略)
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:武田ほのか )
( 記事ID:48444 )