アメリカ特殊部隊員がカルロス・ゴーン氏の逃亡を手助けか
2020年01月13日付 Al-Ahram 紙
■かくしてアメリカ特殊部隊員はカルロス・ゴーン氏を日本から逃した
【本紙】
英国のBBCは詳細な報告書の中で、カルロス・ゴーン氏がレバノンに到着する以前に日本からトルコへ逃亡するにあたり、アメリカの特殊部隊の男が作戦を手配したと述べた。ゴーン氏がベイルートへ逃亡したとの声明がなされて以来、同氏の逃亡方法や同氏のレバノンの首都への到着を手助けした人物を巡る噂が広がっていた。
BBCがメディアの話として報じたところによると、(同氏の)トルコへの逃亡においては2人の人間が主要な役割を果たしたという。関連し、BBCはアメリカ特殊部隊のマイケル・テイラー氏が果たした役割に関して焦点をあてた。レバノン人2名はゴーン氏の逃亡作戦をテイラー氏に委任する上で中心的な役割を果たした。しかし、当該作戦を実際に手配する上では、後者が最も大きな役割を果たしたのだという。
テイラー氏は、ゴーン氏が監禁されていた東京から500km離れた大阪まで、新幹線によって移動した。その後ゴーン氏を、厳重なチェック下に置かれていない大阪の空港で、楽器の運搬に使用されていた大きな箱の中に入れ、(同氏を)待ちうけていたプライベートジェットまで運搬したのである。
(後略)
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( 翻訳者:山下綾華 )
( 記事ID:48451 )