モーリタニア:議会でのフランス語使用をめぐり論争(2)
2020年02月05日付 al-Quds al-Arabi 紙


■モーリタニア:議会でのフランス語の使用禁止に関する論争

【ヌアクショット:本紙】

人民進歩同盟のラードジー・アトラーウーリー代表は、この決定に対する非難を表明し以下のように述べた。「公共および民間分野における使用言語はフランス語であり、それは近隣諸国および国外と結びつくための言語である。私たちは議員に(フランス語以外の)方言のみによる議論を強いることはできず、同決定は宗派主義的措置である」。

他方、変革進歩勢力(スピーチの黒人)のサンバー・アトヤーム党首は、フランス語を禁止する決定を批判し、これは「容認できない愚かな決定である」と述べた。

野党である進歩勢力統一党のル・グールムー副代表は「フランス語を禁止する決定は、アフリカ黒人系グループをモーリタニアの公的生活空間から一掃することを目的とする危険な決定である」と強調した。

(後略)

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( 翻訳者:塚本梨咲 )
( 記事ID:48552 )