CHPクルチダルオール党首「クルド語センターつくろう」
2020年02月15日付 Milliyet 紙


CHP(共和人民党)のケマル・クルチダルオール党首は、クルド言語プラットフォームの代表者たちと一堂に会した会合において、トルコでの「クルド語協会」を設立する方向の要望を評価した。同党首は「クルド語のためのセンターを建設しよう。名前は「クルド語センター」などがよいだろう。我々が働きかけを行い、これを党内で討議する。」と述べたと報じられた。

伝えられた情報によれば、クルチダルオール党首は2月4日の議会の会派会議の後、クルド言語プラットフォームの代表者たちをTBMM (トルコ大国民議会)内のオフィスに迎え入れた。プラットフォームの代表者たちはメディアに非公開の会合で、クルド語が教育言語として認められることや公的な場所で使用されることといった要望をクルチダルオール党首へ伝えた。またプラットフォームの代表者たちはトルコで「クルド語協会」を設立する案を話題にあげ、これについて「支援」を要望した。彼らの要望は書面としてもクルチダルオール党首に提出された。


◼︎「党内で討議する」

クルチダルオール党首は要望を受け取った後の評価の場において、クルド人は中東の古民族であると述べ、要望も人道的だと主張した。

同党首は「クルド語のためのセンターを設立しよう。名前はそういうのものではなくて「クルド語センター」などというのがよいだろう。我々が働きかけを行い、これを党内で討議する。我々はやはりクルド語の前に立ちはだかる障害を取り除かなければならないと考えている。」と述べたと伝えられた。また同党首はクルド語に関連して設立されるセンターは国が資金を提供するのが正しいだろうと話したと報じられた。

クルド言語プラットフォームのメンバーはCHPのほかにHDP(人民の民主主義党)、至福党、EU代表事務所のもとも訪問した。

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( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:48554 )