イスラエル・スーダン:イスラエルはスーダンとの協力拡大を模索…スーダン側は拒否
2020年02月16日付 al-Quds al-Arabi 紙
■イスラエルのチームはスーダンとの協力拡大へ…マフディー党首は「祖国への裏切り」だとして改めて拒否
【ハルツーム:本紙】
任期が終了したイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は一昨日日曜日、以下のように述べた。「イスラエルのチームは数日中に、スーダンとの「協力区域拡大」計画を策定する予定である。これはスーダン政府との「正常化の実現」が目的である」。一方、ウンマ党のサーディク・マフディー党首は関係正常化への拒否の姿勢を改めてとった。同氏は、これを「スーダンの国益にはならない」とみなしている。
ネタニヤフ首相はTwitterの自身のアラビア語版アカウントでこう綴った。「この措置はスーダン主権評議会のアブドゥルファッターフ・ブルハーン議長と集った「歴史的会合」を貫徹するためのものである」。また「今週中にイスラエルのチームは二国間の協力区域拡大計画を具体化させる予定だ」とも書き加えた。
ネタニヤフ首相は「これは、正常化の実現とイスラエル・スーダン間の外交関係の樹立に最終的に到達することが目的だ」としている。
しかし、ネタニヤフ首相の発言への早急な返答をスーダン当局から得ることは容易ではなかった。
(後略)
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( 翻訳者:原実都姫 )
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