トルコ人留学生の見る中国
2020年02月19日付 Hurriyet 紙

中国の武漢市で発生した「コロナウイルス」により世界で最も混雑している都市の一つであり、およそ2500万人もの人口を有する上海市では、隔離されていないにもかかわらず、通りがすっからかんになった。上海大学国際関係学部修士課程で教育を受けているネジャティ・デミルジャンさんは、買い物に行った店でも体温検査が行われていることを話し、「私たちに在留カードが与えられた。このカードは、私たちがこの地域で暮らしており、滞在する街を変えないことを示している。このカードを持っていれば、好きな時に出入りをすることができる」と述べた。

中国の武漢市で発生した「コロナウイルス」により世界で最も混雑している都市の一つである上海市がゴーストタウンと化した。ウイルスの影響で、隔離されていないにもかかわらず、義務ではない限り市民の大多数が外に出ないため、普段の時間には混雑している通りもすっからかんになった。
ビレジキ市から修士課程のために1年半前から上海に留学し、上海大学国際関係学部で教育を受けているネジャティ・デミルジャンさんは、街の状況をDHA(デミルオレン通信)で共有した。隔離措置が適用されていないため町では外出は禁止ではないことを述べたデミルジャンさんは、2月10日から重要度により店を再び開店し、サービスを提供し始めたと話した。 

中国の人々の普通の生活は続いているが、本当に必要でない限り外には出ないと述べたネジャティ・デミルジャンさんは、買い物に行った店でも体温検査が行われたことを話した。入店したある店では自身の体温検査をカメラで写されていた。学校に毎日健康レポートを提出し、街を歩くために在留カードを使用していることを話したデミルジャンさんは、「コロナウイルスのせいで生活が止まっているように感じられる。現在知っている限り、66000人発症している。そのうち55000人近くは武漢市で発症している。中国で最も危険な街は武漢市であり、それら以外の場所での生活は通常通りである。発症が始まった日から現在まで上海市では大きな問題は起こっていない。人々は仕事に行ったり家に帰ったりしている。外出禁止令は出ておらず、新鮮な果物や野菜を手に入れるにも問題はない。しかしそれでも必要でない限り、人々は外に出ない」と述べた。

■学校はオンライン授業を行う

ウイルスの影響で大きなパニックは起きておらず、買い物ができる多くの場所があることを述べたデミルジャンさんは、「中国人はパニックになって買い占めを行ったりはしていない。普通の生活を続けている。学校では毎日検査が行われている。学校に毎日健康レポートを提出している。現在学校は休みで、近いうちにオンライン授業が行われる。ウイルスの危険が完全に消えたときには普通の授業に戻るだろう。中国で外出禁止令が出ていると言われている。私たちには在留カードが与えられた。このカードは、私たちがこの地域で暮らしており、滞在する街を変えないことを示している。このカードを持っていれば、好きな時に出入りをすることができる。とても危険な街には外出禁止令が発令されている、2月10日から重要度により店を再び開店し、サービスを提供し始めたと話した。入った店では体温検査も行われている。店で働いている人々にも健康調査が行われており、労働の継続がこのように確保されている」と話した。

上海市では人々の大多数が義務でない限り外に出ないことを述べたネジャティ・デミルジャンさんは、この影響で街の通りもすっからかんになっていると話した。

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( 翻訳者:瀬戸慈弘 )
( 記事ID:48572 )