パレスチナ:パレスチナ自治政府がパスポートの発行を停止(2)
2020年02月20日付 al-Quds al-Arabi 紙
■パレスチナ自治政府はイスラエルパスポートを保持するアラブ人に対するパスポート発行を停止する
【ナザレ:本紙】
同筋は、パレスチナ自治政府がパスポートを取引する多数のブローカーを捜し出したことを明らかにした。彼らはカフル・マンダー、カファル・カースィム、タルアーン、タイーバ、マシュハドなどの出身であり、中には旅行および観光代理業者も含まれる。また、以下のように付け加えた。「我々はガリラヤのシャイフ・ダヌーン村出身のあるパレスチナ人に対してパスポートを発行した。その後彼がパスポートの更新を求めた際、彼がパレスチナパスポートの取得と引き換えに数千ドルを支払っていたことがわかり驚いた」。
情報筋は以下のように続けた。「残念ながら、我々は今年の初めに在イスラエルのアラブ系パレスチナ市民に対するパスポートの発行を停止せざるを得なかった。個人としての学識者、職業人、芸術家たちによるアラブ世界におけるパレスチナ人との職務遂行を円滑化し、難民キャンプにおけるパレスチナ人同士、あるいは家族との接触を容易にするためにとられたイニシアチブの悪用の結果である」。
(後略)
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( 翻訳者:堀内優希 )
( 記事ID:48585 )