サウジアラビアとイラクの外務大臣が「世紀の取引」についての意見を交換
2020年02月25日付 al-Sabah al-Jadid 紙
■サウジアラビアとイラクの外務大臣が「世紀の取引」について話し合う。
【バグダード:本紙】
イラク外務大臣ムハンマド・アリー・ハキーム氏は、サウジアラビアの外務大臣ファイサル・ビン・ファルハーン氏と工業団地の建設と電気系統分野での相互協力について話し合った。
「アフマド・サッサーフ外務省報道官は「ムハンマド・アリー・ハキーム外務大臣は、サウジアラビアの外務大臣と多くの問題を検討した。最も重要な課題は、両国の関係強化メカニズムと締結された二国間協定継続の確認であると発表した」とイラク通信社は報じた。
サッサーフ報道官は「両大臣は、工業団地の建設や電気系統など、両国の経済的協力の強化だけでなく、政治的側面や地域問題へのアプローチの創案など、両国の相互協力についても議論した。さらに投資環境を整備し、安定的に投資を始めたいビジネスマンを奨励するための相互支援についても話し合った」と表明した。
イラク外務省報道官は、「さらに、両大臣は、両国間の石油以外の様々な経済的手段についても検討し、いわゆる「世紀の取引」についても意見を交わした。さらに湾岸地域での航行の安全についても議論した」と指摘した。
さらにハキーム大臣がイラクの新しい取り組みとして、近隣諸国の外務大臣に話し合いを呼び掛けたことも明らかにした。
これは、イラクで行われたイラク国民議会議長主催のアラブ諸国の国会議長会議の席で発言されたということである。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:中村観月 )
( 記事ID:48608 )