チュニジア:コロナウイルスに関する最新状況
2020年03月10日付 その他 - Mosaique Fm.net 紙


■国内感染者は5名。コロナウイルス感染者一名が無断でチュニジアを出国。保険大臣「コロナウイルスを予防するため新たな措置を講じる」。

【チュニス:本紙】

保健省は、新型コロナウイルスの感染者数が増加しており、確定している感染者が5名に達したと発表した。(新型コロナウイルスは)イタリアから来たガフサ州出身の市民が国内初の感染例として確認された後、マーディア州で二例目の感染が記録されていた。その後コロナウイルスは、それぞれマーディア、チュニス、およびビゼルトに住む新たな3名に対し急速な広がりを見せた。保健省の公式筋は、これらの新しい感染例はチュニスのシャルル・ニコル病院付属の参考検査室で実施された検診の結果に基づいて確認されたものであると述べた。

ビゼルト州のコロナウイルス感染者一名が、2020年3月9日月曜日の夕方7時頃、カルタゴ国際空港発の航空便によって意図的にチュニジア領土を離れ、ストラスブールに発ったことは特筆すべきである。当該氏に対しては、(事前に)検疫を受けることが義務付けられていた。当該人物は83歳であり、近日中にストラスブールからチュニジアに入国しており、その後新型コロナウイルスの検査を受けていたとされる。

アブドゥッラティーフ・マキー保健大臣は、カルタゴ宮殿における国家安全保障会議を終えた後、コロナウイルスを予防するための複数の新しい措置が講じられたと発表した。これらの措置とは以下のようなものである。チュニジア・イタリア間のすべての航路の停止、現在週2便のチュニジア・フランス間の航路をチュニス・マルセイユ間の週1便へと制限。

同様に、ローマ便を週14便から週3便へと減少させ、ローマ以外のイタリア各都市と結ぶ航空便は停止することが決定された。また、これらの措置が4月4日まで有効であることが明らかになった。

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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:48648 )