■アルジェリアにおける「コロナ」の不思議…祝いの席でコロナ・ソング、治療薬を売る老人

【アルジェリア：本紙】

アルジェリアで恐ろしいコロナウィルスがいかに軽視されているかを示す多数の動画が、わずか数日の間に広まった。この浅はかな行動は、アルジェリアがあっという間に第3段階（国内発生早期）に入ることになった主因の一つで、これによってアルジェリアは未だかつて経験したことがない健康被害に脅やかされている。この記事を書いている今も、多くのアルジェリア人は、コロナウィルスの流行への警告を軽く見ている。その証拠がSNSを通じて広まった動画なのだ。
　その一つが、ビスクラ市での結婚式のビデオだ。そこでは、国中のさまざまな都市から感染の危険に対する警告に無頓着な招待客何百人が参列した。より悲惨なのは、大学のイスラーム法学教授とされる人物が映っていることだ。彼はビデオのなかで、アルジェリアのフランス植民地時代にフランスの戦車に怯なかった人々が コロナウィルスに怯えることなどあり得ないなどと話し、式で出される食事は断れないなどと話しだした！　そして、一部の招待客に説教を始めた。そのなかには、ブリーダ県からやって来た者が2人含まれている。ブリーダ県は最初で最大のウィルス被害を受けた県である。

（後略）





Tweet

この記事の原文はこちら

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:原実都姫 ）
（ 記事ID:48704 )