シリア:新型コロナウイルスによる初の死亡例
2020年03月29日付 al-Quds al-Arabi 紙
■シリアの政権は新型コロナウイルスによる初の死亡例を記録
【イスタンブール:本紙】
シリアの政権に属する保健省は日曜日、新型コロナウイルスによる初の死亡者を記録したことを発表した。シリアの報道メディア(政府に所属)は、同国の保健省の発表を引用しつつ、以下のように報じた。「女性一名が重篤の状態で病院に入院した後、彼女が死亡したことが記録された。検査の結果、彼女が新型コロナウイルスに感染していたことが明らかになった」。今回の死亡例に関する追加の詳細、あるいは患者の死亡が記録された県に関する情報は、当局によって明らかにされなかった。
シリアの保健省は水曜日、国内のコロナウイルス感染例が4例に増加したと発表した。またシリアの政権は3月22日、国外から入国した人物による同国初のコロナウイルス感染例を記録していた。
日曜日の午後の時点で、世界中のコロナウイルスの感染例総数は684000例を超えており、うち32000人以上が死亡し、146000人以上がこれから回復している。
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( 翻訳者:木戸 皓平 )
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