イエメン:フーシー派による攻撃に対し、サウジアラビアが報復を宣言(2)
2020年03月29日付 Al-Nahar紙


■フーシー派がサウジアラビアに対しミサイル攻撃。サウジアラビアは「ミサイル攻撃能力を破壊する」としてこれに対抗。

【本紙】

これは、フーシー派が昨年9月にアラムコ社の複数施設に奇襲攻撃を行った後、サウジアラビアに対する攻撃の一時停止を発表して以来の6か月間の中で、同国に対して実施された初の攻撃である。

イエメンにおいてサウジアラビアが率いる軍事連合のスポークスマンであるトゥルキー・マーリキー空軍大佐は以下のように述べた。「サウジアラビア国防軍は、土曜日の夜(2020年3月28日)23時23分(グリニッジ標準時20時23分)、テロリストであるフーシー派民兵によってサナーアとサアダから、王国内の民間施設および民間人に向けて発射された2つの弾道ミサイルを迎撃し、これらを破壊した。」

政府系通信筋が引用したところによれば、同氏は「両弾道ミサイルはリヤードと南部のジャーザーンに向けて発射されたが、犠牲者は生じなかった」と付け加えた。また同氏は今回の攻撃をフーシー派による「過剰」によるものと見なし、同派のミサイル攻撃能力を「破壊」することを誓った。

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(翻訳者:木戸 皓平)
(記事ID:48736)