シリアにおけるコロナウイルス:イラク人やイラン人の中に数十人の感染者
2020年03月30日付 al-Mudun 紙


■シリアにおけるコロナウイルス:数十人のイラク人やイラン人への感染

【n.p.:本紙】

イラク当局と保健省当局は、シリアからイラクに帰国したシーア派の「巡礼者」の何人かが新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたと発表した。そしてそのことがこれらの人たちの移動がイラク全土での爆発的なコロナウイルスの感染拡大の原因となりかねないという不安を引き起こした。

また、カルバラ県庁はカルバラ市で、先週シリアの聖廟を参拝して帰国した参詣者のうち11人のコロナウイルス感染者を確認したことを発表した。

ナシーフ・ハッタービー カルバラ県知事はフェイスブックの動画で、「最近シリアから帰国したすべて人は、コロナウイルスに感染していないかどうか確かめるために隔離された」と伝え、「イラク中央政府はシリアを出入国禁止国にすべきだった」と指摘した。

また、カルバラの保健課によると、ナジャフ市でも先週ダマスカスを訪問した巡礼者から新たに4名の感染者が出たということである。

(後略)

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( 翻訳者:ヘス木有那 )
( 記事ID:48744 )