エラズー県で、コロナウイルス対策の一環で、ハルプト城址への観光客の受け入れを停止した。
ウラルトゥ、フルリ、アッシリア、セルジューク、ビザンツやオスマンといった文明の歴史的建造物で、野外博物館を想起させるハルプト城址がコロナウイルス対策の一環で観光客の受け入れを停止した。この決定はエラズー県のチェティン・オクタイ・カルドゥルム知事を議長に行われた「パンデミック委員会」の会議で下された。決定後、観光事業と有数の歴史的地区が静寂に包まれた。ハルプト城址の住民は対策に従って外出せず、県軍警察司令部の隊員らが地区の入り口の警備に当たった。
■「歴史地区が孤立した」
ハルプト街区のズルキュフ・デミルポラト区長は、街区の住民らがコロナウイルス対策により外出していないことにより、歴史地区が静寂に包まれていると述べ、「この歴史的な場所は孤立した。残念ながらこの状況でできることは何もない。しばらく我々は家の中で健康的に待機する必要がある。これを乗り越えられると信じよう」と語った。
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( 翻訳者:岸本成美 )
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