■アラブのコロナ:カタールで初の死亡者を記録..イラクは飢饉を懸念
【本紙】
アラブ諸国で、コロナウイルスの感染者数が拡大している。カタールでは初めて死亡例を記録し、一方イラクでは、政府が課した外出禁止令の結果引き起こされうる飢饉を懸念している。
イラクの保健省は、コロナウイルスによる死者2人と感染者48人の確認を受けて、死亡者が42人、感染者が506人に拡大したと発表した。
また、イラク議会人権委員会は、コロナウイルスの流行を受け直ちに全県に課された外出禁止令を背後に、国が飢餓にさらされていると警鐘を鳴らした。
さらに、イラク貿易省は土曜日(28日)、同省のワーリド・ヘルウ次官がウイルスに感染したことを確認した。
一方、ヨルダンのサアド・ジャービル保健大臣は土曜日、ウイルス感染者が国内に新たに11人確認されたと述べ、確認された感染者数は合計で246人に達したと指摘した。なお、この数字には土曜日未明に回復した者や亡くなった高齢者も含まれるという。
また、パレスチナ保健省も土曜日に、ウイルス感染者の数は、同日まで97人に達し、その内9人がガザ地区で、残りが西岸の被占領地で確認されたと発表した。
(後略)
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( 翻訳者:萩原 優太 )
( 記事ID:48797 )