イスタンブル郊外高級住宅、コロナ感染回避で人気急上昇
2020年04月16日付 Milliyet 紙
新型コロナウィルス感染拡大に伴い、人が少ない閑静な場所で、家具付きの物件を借りる人々が出てきた。サルイェル市ゼケリヤキョイでは、ここ一カ月で多くの家具付きのヴィラタイプの家が賃りられており、家の数は少ないが需要は日に日に増えている。
■家賃は5千リラから3万リラの間を変動
不動産アドバイザーのセダト・ウナルさんは様々なエリアから物件探しの依頼がきていると述べ、こう語った。「物件を探しに来ているお客さんの多くはフロリヤ、ハルカル、ニシャンタシュ、アタシェヒルから来ている。セキュリティ住宅地にあるプールと家具付きの賃貸物件は1万5千リラから2万リラする。高級な住宅もいくつかある。そのような家は家賃が3万リラまで上がることもある。セキュリティ住宅地で庭やプールが付いていないものであれば5千リラから1万リラで借りることができる。」
■「今期は需要が特に高い」
長年ゼケリヤキョイに住んできたミカイル・ヤージュさんは、「コロナウイルス以前は、契約数は減っていた。しかし、ここ最近は需要がとても高い。ここは人が全然いなくて、とても落ち着いている。我々はルールにも従っている。最近は増加がみえる」と話した。またメラハト・ヤージュさんは、「この辺りの家のいくつかは夏の別荘として使われている。ここ最近はほとんどが借りだされたことを知った。都市からここへ移住してきた隣人がいる」と話した。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:山下鈴奈 )
( 記事ID:48890 )