エジプト:コロナ感染者の状況とアビガンの臨床試験の開始(1)
2020年04月18日付 al-Quds al-Arabi 紙
◾コロナで新たに9人が死亡し、エジプトの死者数は205人に増加…50人の感染者に対し日本の薬の臨床実験を始める
【カイロ:ターミル・ヒンダーウィー、本紙】
エジプトの保健省は昨日金曜日(17日)、WHOのガイドラインに従って同省が監視および検査を実施したところ、新たに171例のコロナウイルス感染(全員エジプト人)を確認し、また9名が死亡したと発表した。
また同省は発表の中で、50人(全員エジプト人)のコロナウイルス感染者はWHOのガイドラインに従って必要な医療を受け、完全に快復したため隔離病院から退院したり隔離措置を解かれたりしており、コロナウイルスからの快復者は合計で646人に上ると述べた。
保健省のハーリド・ムジャーヒド報道担当顧問兼報道官は、コロナウイルスの検査結果が陽性から陰性になった例は増えて、快復した646人を含む891人となったと明らかにした。
同報道官は、コロナウイルス陽性だと確認された人は全てWHOのガイドラインに従って隔離病院におり治療を受けているとし、昨日金曜日までに新型コロナウイルスの感染が確認された人数の総計は2844人となり、そのうち646人が完全に快復し隔離病院から退院した一方で、205人が死亡したと述べた。
(2)へ続く
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( 翻訳者:山下綾華 )
( 記事ID:48897 )