メルシンで、住民の苦情のもとある家へ向かった行政警察職員は家屋で蓄積されたゴミを発見した。家屋から30トンのゴミを搬出した職員一行は、家屋の清掃・消毒を行なった。
メルシン広域市の中心にあるトロスラル区トゥルンジュ地区の住民が市に対してある家から悪臭が漂っていると苦情を行ったのを受け、対応に乗り出したトロスラル市清掃・行政警察局の職員は、一人暮らしであると思われる65歳のF.T.という名の女性の家に向かい、調査を行なった。二階建て一軒家の庭と屋内にゴミや使用されていない家具が散乱している状態を確認した一行は、作業機を用いてゴミをトラックに積み込んだ。家はゴミが数年にわたり蓄積され、ガラクタで溢れ、地域の健康を脅かし、ゴミにより住むことができなくなっており、清掃員はしばしば困難に直面し、清掃作業は数時間に及んだ。一日中続けられた搬出・清掃作業の後、トラック15台分のゴミが搬出された。家はその後に薬剤消毒が行われた。
トロスラル市により行われた慎重な作業は、地区住民をほっとさせた。住民は、清掃と消毒ののち、安堵したと述べた。
■「地域の健康を脅かす要因は看過しない」
トロスラル区アトスズ・アフシュン・ユルマズ区長は、この件に関し発表を行い、目的は清潔で生活可能なトロスラル市の構築であると表明した。ユルマズ区長は、「職員は、住民からの要請に迅速に応じ、トゥルンジュ地区で確認されたゴミ屋敷を清掃し消毒した。このような負の要素は人々の健康を脅かすと同時に、景観をも乱し、トロスラル市に相応しくないものである。特に、全世界と国内に影響を及ぼしている新型コロナウイルスの猛威との闘いにおいて、地域の健康と環境に関して最大限に配慮したものである」と述べた。
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( 翻訳者:森彩音 )
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