大型ショッピングセンターおよび投資家協会の会長であるフセイン・アトラシュ氏は、ショッピングセンターの再開に向けて、国庫及び財政担当大臣であるベラト・アルバイラク氏が圧力をかけているという報道が事実とは異なると述べた。法的手段に訴えるとするアトラシュ会長は、ショッピングセンターが科学委員会と内務省が適切と判断した場合、5月11日に段階的に再開を行うと述べた。
大型ショッピングセンターおよび投資家協会の会長であるフセイン・アトラシュ氏は次のように話す。「国庫及び財政担当副大臣であるヌレディン・ネバティ氏との協議について、メディア機関に私の意見を述べました。一部の報道では、親愛なるベラト・アルバイラク大臣の名を出して『ショッピングセンターの再開に圧力がかけられている』などという認識が広がっているようです。しかしながら、アルバイラク大臣がショッピングセンターの再開に向けて圧力をかけているという報道は事実ではありません。必要な法的措置を講じるつもりです。」
アトラシュ会長は、アナトリア通信社記者の取材の中で、ヌレディン・ネバティ副大臣と年中無休の業界の問題について情報のやりとりを行っていると述べた。
つい近頃ネバティ副大臣と会い、その協議内容についてメディア機関に見解を述べたと語るアトラシュ会長は、次のようにも述べている。
「公衆衛生の観点から見て正しく実行されるべきであるということを踏まえて、生活正常化に向けた措置として、国とショッピングモールについてどのように営業再開を計画するべきか、親愛なる大臣と話し合いました。
協議の間、コロナウイルスの流行に伴い距離を取りつつ、そのことが生んだ良い事態の展開を踏まえて、『5月4日もしくは5月11日に科学委員会が段階的に承認をすれば、また小売業者からの強い要望があれば、国の機関の賛同も得て業務再開が可能であり、我々は商業生活を始めることができるでしょう』と述べました。
また、報道では大臣の名前を挙げて『ショッピングセンターの営業再開に圧力がかけられている』などという認識が広がっています。常に国の機関の中で対話してくれる方がおり、あらゆるトラブルに耳を傾け、私たちが連絡すれば対応し、我々の問題を解決しようとしてくれている人々に対して、このような形の憶測が飛び交うことを残念に思います。アルバイラク大臣がショッピングセンター再開に向けて圧力をかけている、という報道は事実とは異なります。必要な法的措置を講じるつもりです。」
■「5月11日を目処にショッピングモールは段階的に営業再開可能」
アトラシュ会長は、生活を元に戻すために国と頻繁に意見交換を行っていると述べた。「科学委員会の承認があれば、また小売業者からの要望があれば5月11日から徐々にショッピングセンターの営業再開が可能だと述べています。映画館、理髪店、子供の遊び場は内務省によって閉鎖されました。繰り返しになりますが、再開するためには内務省の承認が必要なのです。段階的な再開と述べたのは、上に述べたエリア以外は段階的に再開できる、ということです。」
アトラシュ会長は、防火措置、入り口でのマスク配布、消毒といった対策を講じつつショッピングセンターの再開を計画していると強調する。
「さらに、ネバティ副大臣はマスクに関して非常に大きく寄与してくださいました。彼らはマスクが政府によって確保・提供されることが望ましいと考えています。」
アトラシュ会長はトルコには436箇所のショッピングセンターがあることに触れ、そのうちの80箇所のショッピングセンターについては営業停止を決めなかったと述べた。しかしながら、営業停止を決定しなかったショッピングセンターについても実質的には閉鎖していると言う。
「小売業者が営業していないためです。現在はすべてのショッピングセンターが閉鎖していると言っていいでしょう。」
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( 翻訳者:木内唯理 )
( 記事ID:48963 )