パレスチナ:イスラエル・ハマース間の捕虜交換交渉が進展(1)
2020年04月30日付 al-Quds al-Arabi 紙
■イスラエル情報筋:ハマースとの捕虜交換取引契約に関して進展が生じたことを確認
【ナザレ:本紙】
イスラエル情報筋は、イスラエル政府による「捕虜と行方不明者のファイル」のコーディネーターであるヤールーン・ブルーム氏が、ホロコースト記念日の前夜、兵士の家族であるハダール・ゴールデン氏とシャーウール・アーローン氏に以下のことを通知したと伝えた。「(イスラエル政府は)兵士と行方不明の市民を奪還するため、仲介者を介してハマースと接触している」。
さらに、イスラエル情報筋は以下のように述べた。「イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は先週、交換取引をめぐるハマースとの接触について議論するため、『捕虜と行方不明者』ファイルの責任閣僚委員会の会議を初めて開催した」。
発表された内容によると、ネタニヤフ首相に加えて、ナフターリー・ベネット国防大臣、アーリイー・ダライー内務大臣、ムーシェ・カフルーン財務大臣が会議に参加した。また、盗聴に対する保護措置が施された電話を通し、捕虜交換に関する会議を開催した。
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( 翻訳者:堀内優希 )
( 記事ID:48977 )