サウジアラビア:「サウジのマンデラ」の死に関する政府の責任(1)
2020年04月25日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ワシントンポスト:サウジ政府は「サウジのマンデラ」の静かなる死への責任がある

【ワシントン:本紙】

収監されているサウジアラビアのダーイー(説教師)サルマーン・アウダ氏の息子アブドゥッラー・アウダ氏は、米ワシントンポストの記事の中で、サウジアラビア政府は人権活動家アブドゥッラー・ハーミド氏の静かなる死に関する責任があると述べた。これによれば、ハーミド氏は亡くなる二週間前に監獄の中で昏睡状態に陥ったが、その後も長期間医療行為を受けることが許されなかったという。

アメリカで博士号取得のための準備をしているアブドゥッラー・アウダ氏は、活動家アブドゥッラー・ハーミド氏がリヤドにあるシュマイスィー病院の集中治療室へ搬送される前に監獄の床に数時間放置されていたとする複数の目撃者の証言を引用した。アウダ氏は次のように述べている。ハーミド氏は最も著名なサウジの改革主義者の一人と考えられており、また熟練の活動家であり、憲法改正と民主化を求めるサウジアラビアの運動における著名な推進者だった。

Saudi Arabia is responsible for the slow death of the kingdom’s Nelson Mandela, @aalodah writes https://t.co/yvF07Ee86R

— Washington Post Opinions (@PostOpinions) April 25, 2020


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( 翻訳者:武田ほのか )
( 記事ID:48980 )