シリア:米特使「イランを排除する目的でシリアをアラブ連盟に復帰させるのは、ばかげている」(2)
2020年05月02日付 その他 - Aawsat.com 紙


■米国のシリア特使は、本紙に対し、イスラエルによる攻撃とダマスカスの「内輪」に対する制裁を支持することを明言する

【ロンドン:本紙】

この爆撃はヒムスの街へ破片が散乱する爆発をもたらした。またシリア政府は、この爆発を「ヒューマンエラーに起因するものである」と発表し、イスラエルのヘリコプターが「占領下のシリア領ゴラン高原の上空から、南部地域にある複数拠点に向けミサイルを発射した」と指摘した。

一方ジェフリー氏は、米国がシリア政府に対する経済制裁を継続するとしつつ、「我々はシリア政府が政治的解決を受け入れるまで、彼らに対する制裁の効力を支持する」と述べた。また同氏は以下のように明らかにした。「経済制裁は(シリア)政府の大統領に極めて近い人物の一円に対する状況の悪化をもたらす。これは我々が常に目標としていることだ。また我々は、これらの人物に対し、アサドへの支援と支持を続けた場合に明確な未来が存在しないことを知らしめたいと考えている。彼らは政治的移行のために圧力をかけるべきである」。

ジェフリー氏は、シリア政府に対するロシアのプロパガンダ作戦は、ロシア政府が「シリア国内のどのような種類の同盟がロシアに対して忠実であるか」を理解している証拠だと指摘した。

加えてラーミー・マフルーフ氏は、珍しいテレビ出演の中で、アサド大統領に対し、自身が保有する通信会社を倒産(の危機)から救済するため介入するよう求めた。シリア政府が彼に巨額の支払いを要求した後、シリア大統領のいとこにあたるラーミー氏は、これを不当と見なしている。

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( 翻訳者:馬場響 )
( 記事ID:49016 )