シリア:ダイル・ザウル県の空爆によりイラン人・イラク人計14名が殺害される(1)
2020年05月05日付 al-Quds al-Arabi 紙


■シリア東部で起きた夜間の空爆によりイラン軍とおよび親イラングループに所属するメンバー14名が殺害される

【ダマスカス:本紙】

シリア人権監視団が火曜日報じたところによると、シリア東部ダイル・ザウル県にある複数の拠点を標的とした夜間の攻撃によって、イラン軍または親イランのイラク人組織に所属するメンバーのうち少なくとも14名が殺害された。

同組織は、「イスラエルの戦闘機が夜間に空襲を開始し」、マヤーディーン市の砂漠地帯とサーリヒーヤ市とクーリーヤ市を標的としたと推測した。また、この攻撃による死者がイラク人とイラン人であったと指摘したが、双方の死者数を確定することはできなかったと述べた。また同組織は、重傷例が複数存在することから、結果として死者数が増加することを予想した。

シリア政権メディアは、ダイル・ザウルにおける空爆に関して言及することはなかった。

今回のダイル・ザウル県に対する攻撃は、シリア政府がイスラエルによるものと推定する、アレッポ北部サフィーラ地区の軍事物資貯蔵施設に対する空爆の直後の出来事だった。

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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:49034 )