イラク:アサーイブ・アフル・ハックは「米工作員」が組織本部を放火したと非難
2020年05月25日付 al-Quds al-Arabi 紙


■イラク:アサーイブ・アフル・ハックは「アメリカの工作員」がマイサーン県の組織本部を放火したと非難

【バグダード:本紙】

イラク南部のマイサーン県で日曜日未明、カイス・ハズアリー氏が率いる「アサーイブ・アフル・ハック」の本部に何者かが火を放った。

この事件について、組織の幹部であるジャワード・トゥライバーウィー氏は月曜日、報道声明で「アメリカの工作員は、英雄と犠牲者の隠れ家、つまりマイサーンの組織本部にまたしても手を伸ばし、誰もいないにもかかわらず本部を襲撃して、放火を行った」と非難した。

また「これらの工作員は、その忌まわしき行動をもって、米国人の主人どもの命令を遂行したにすぎない。米国人の主人どもは、戦場でレジスタンスの男たちに対抗できなかった。彼らはレジスタンス運動の本部を再び燃やすため、新米工作員を送り込んだのだ。彼らは以前にもここに放火し、占領国アメリカやその傀儡であるダーイシュ(イスラーム国)に対する勝利の英雄であるウィサーム・アルヤーウィー司令官のような勇敢な男たちを欺いた」と語った。

そのうえで「アサーイブ・アフル・ハックはこの攻撃を非難する。そして、侵入者や犯罪者を撃退、処罰し、迅速に逮捕するために必要な措置を講じるよう治安部隊に要求する」と述べた。

(後略)

Tweet
シェア


 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:ET・谷口萌依・宮城蓮 )
( 記事ID:49172 )