サウジアラビア政府は、新型コロナウイルス(COVID-19)への措置を緩和し、日常生活に戻るために、日曜日以降メッカで「二段階正常化案」を適用することを明らかにした。
内務省は文書で、日常生活に戻るために、メッカにおいて二段階で緩和措置をとると述べた。
第一段階は、5月31日日曜から始まり三週間続く予定だ。またこの段階で、メッカへの出入りと午前6時から午後3時の間の外出を許可するという。
■礼拝は引き続き可能
同書簡によると、聖モスクでの金曜礼拝をはじめとした集団礼拝は、現行の公衆衛生対策に基づき継続される予定だ。
第二段階は、6月21日以降適用予定だ。内容としては、午前6時から午後8時の間に外出が可能になる。
同文書では、理髪店や美容院のような社会的距離を確保できない店の営業には許可が下りないこと、結婚式や葬式の際には、多くて50人の参列であれば許可が下りることを決定したと述べられている。
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( 翻訳者:佐藤くるみ )
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