シリア:ラタキアーアレッポ間の「M4」道路でトルコ軍が攻撃を受ける(2)
2020年05月27日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ロシア軍が上空飛行を続ける中、トルコ軍の隊列がラタキア―アレッポ間の幹線道路上で攻撃を受ける

【ダマスカス:ヒバ・ムハンマド】

シリア人権監視団によると、この爆発によりトルコ軍の兵士1名と将校1名が負傷し、そのうち1名の症状は重篤であるという。彼らはその後、トルコ軍のホバークラフトによってリハーニーヤ地区にあるトルコが運営する病院へと移送された。

一方、国民解放戦線の軍事筋が本紙に明らかにしたところによれば、この爆発による負傷者の中には、トルコ軍兵士2名(うち1名は切断傷を負った)に加え、国民解放戦線に所属するメンバー3名が存在するという。またこれらの負傷は、イドリブ県西部の郊外地域に位置するジスル・シュグール市付近の「M4」幹線道路上で、ロシア軍の戦闘機が上空を飛行している状況下で起きたという。

同筋によれば、トルコのヘリコプター複数機が、負傷者らをトルコ領内の病院に移送するため、イドリブ県西部の郊外地域からシリア・トルコ国境を通過した。また、トルコはその後「水曜日の合同パトロールの中止を決定した」という。その後アプリケーション「WhatsApp」の複数アカウント上では、小型偵察機によって撮影され、爆発の瞬間をとらえたビデオクリップが拡散された。

(後略)

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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:49190 )