欧州連合(EU)の欧州委員会近隣・拡大交渉総局の担当委員であるオリベル・バルヘリ氏は、EUが加盟候補国のために実施する加入前支援措置(IPA)の2021-2027年に渡る第三期にトルコが含まれると述べた。
バルヘリ委員、EU外務・安全保障政策上級代表のジョセップ・ボレル氏、欧州委員会国際協力担当委員のユッタ・ウルピライネン氏は、EUの将来的な予算で対外分野に使用される財源について会見を開いた。
バルヘリ委員は、EUの2021-2027年の予算を定める「多年の財政的な枠組み」案の中でIPAに145億ユーロの財源を割くよう提案を行ったと明らかにし、「トルコはEU加盟候補国の一つとしてIPAの対象である。新期のIPAにトルコも含める。」と発言した。
IPAの資金は、EUのアキ・コミュノテールに沿い実行する可能性を上げることと、経済・社会的合意の可能性が形成されることを目標にトルコが実施するプロジェクトやプログラムに使われる。
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( 翻訳者:岩坂翼 )
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