モロッコ:モロッコ外務大臣がアルジェリア大使を召喚
2020年06月11日付 al-Quds al-Arabi 紙
■モロッコ「外務省」は、タブーン氏のスポークスマンの発言を原因としてアルジェリア大使を召喚
【ラバート:本紙】
モロッコの複数情報筋によれば、在オラン・モロッコ総領事による危機の発生を背景とし、モロッコのナースィル・ブリータ外務大臣がアルジェリア大使アブドゥルハミード・アブダーウィー氏を召還したという。この危機において、在オラン・モロッコ総領事はアルジェリアを「敵国」と表現し、その後モロッコの公的部門は総領事に、アルジェリア大統領のスポークスマンによる声明の内容を伝えた。声明の中で同スポークスマンは同領事を「諜報機関高官」であると断じたという。
ウェブサイトLe360は以下のように報じた。「アルジェリアのアブドゥルマージド・タブーン大統領の公式スポークスマンによる重大な発言がなされたのち、モロッコ外交会のトップであるナースィル・ブリータ氏によって、駐モロッコ・アルジェリア大使が召還された。またアルジェリアによって捏造された嘘が、同会談の焦点であった」。
(後略)
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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:49303 )