サウジアラビア:有志連合がフーシー派が発射した弾道ミサイルの迎撃を発表
2020年06月13日付 al-Quds al-Arabi 紙
■サウジアラビアが率いる有志連合はナジュラーン市を標的とした弾道ミサイルを迎撃したと発表
【カイロ:本紙】
サウジアラビアが率いる有志連合は本日土曜日、イエメンのフーシー派がサウジアラビアとの国境に位置するナジュラーン市に向け発射した弾道ミサイルを迎撃し、これを破壊したと述べた。
同連合は公式通信社が発表した声明の中で以下のように述べた。「イランと同盟関係にあるフーシー派が、サアダ県からナジュラーン市に向け一機のミサイルを発射した。また、この弾道ミサイルがもたらした破片により、複数名の民間人が軽傷を負った」。
西側諸国によって支持され、サウジアラビアが率いる有志連合は、2015年3月、国際的に承認された政府に主権を回復させることを目的としたイエメン戦争に介入した。これに先立ち、フーシー派は2014年後半に同政府を首都サナーアから追放していた。
両者間の軍事対立は数年前から行き詰っており、国連による庇護のもとで和平を樹立しようとする試みは2018年後半から停滞している。
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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:49311 )