クウェート:副首相「クウェートの安全保障はレッド・ラインに接触している」
2020年06月16日付 al-Quds al-Arabi 紙
■サーリフ副首相「クウェートの安全保障はレッド・ラインに接触している」
【ロンドン:本紙】
クウェートの副首相、内務大臣および国務担当大臣を兼任するアナス・サーリフ氏は、「クウェートの安全保障はレッド・ラインに接触しており、いわゆる身分証明書取引というものをクウェートの身体から一掃することは、現在何よりも優先されるべき急務である」と述べた。
この発言は、身分証明書取引(架空雇用を生み出すものによってなされた)に関する報告書の作成任務にサーリフ氏を任命するよう求めたアブドゥルワッハーブ・バーブティーン議員からの書簡に関し、クウェート国民議会において議論がなされていた最中に行われたものである。
クウェートの新聞社である「アル=アンバーウ」が報じたところによれば、サーリフ氏は「いわゆる身分証明書取引に関与している人々の名前は、すでに検察庁のもとにある」と明らかにした。さらに「内務省が管轄する捜査当局は、被告人を告訴する際、これが行った発言をすべて記録しておく義務がある。また法律が規定する3日あるいは4日の期間内に、作成されたファイルを検察庁に提出する義務がある」と述べた。
(後略)
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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:49350 )