オマーン:アラブ首長国連邦との国境でオマーン人男性が射殺される
2020年06月18日付 al-Quds al-Arabi 紙


■アラブ首長国連邦との国境でオマーン人男性が射殺される

【ロンドン:本紙】

在アブダビ・オマーン大使館はTwitter上の珍しい声明の中で、オマーン国民であるサイフ・ビン・ラーシド氏がオマーンとアラブ首長国連邦の国境付近で銃撃を受けたと発表した。

同大使館は、この銃撃を原因として同氏が先週火曜日の夜に死亡したことを明らかにし、「自国民がさらされたことは遺憾である」と述べた。

これに先立ち、オマーンの複数の新聞社は、同国民のサイフ・ビン・ラーシド氏がアブダビ警察によってディバ地区で射殺されたと報じていた。

湾岸地域の新聞社は「事件はラーシド氏が両国の国境を越えようとした際に発生した」と報じた。

オマーンのTwitter利用者たちは、首長国連邦国境警備隊のヘリコプターが非武装の市民に対し事前通告なしに銃撃を行ったと明らかにした。彼らはアラブ首長国連邦の犯罪に対する怒りを表明し、「起きたことは野蛮である」と述べた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:49355 )