シリア:アサド大統領の音声録音に関するシリア大使館のコメント
2020年06月17日付 Al-Nahar 紙


■アサド大統領がレバノンからの密輸および敵に対する攻撃について語った録音に関し、在レバノン・シリア大使館がコメント

【ベイルート:本紙】

在レバノン・シリア大使館は声明の中で以下のように発表した。「いくつかの報道機関がバッシャール・アサド大統領による音声の11分間に及ぶ録音を流布している。これが一部の偏向した機関によって、混乱を招きシリアの評判をおとしめるために利用されている」。

同大使館は「当該の音声録音は偽造されたもであり、正当性を欠くものである。こうした捏造は、シリアの忍耐と勝利を阻害することを目的とした反シリア・プロパガンダ戦争の枠組みに組み込まれるものである」と続けた。

シリアの大統領による音声の録音が昨日から流布していることは注目に値する。大統領はその中で「シーザー法」が同国に対して及ぼす影響に関して話している。また、同国がレバノン・ヨルダンからの密輸によって、外貨、燃料、石油の確保を行うつもりであることを示した。

さらに、アサド大統領は録音の中で、レバノン人がシリアに入国することを防ぐ必要性ついて話した。同様に、反ヒズブッラーであり、これに全力で抵抗するレバノンの正統(キリスト教政党やとスンニ派政党)に対する攻撃を示唆した。

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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:49356 )