テヘラン州管理計画機構長官は、エマーム・ホメイニー空港周辺の悪臭問題を司法当局に送検したことを報告した。
【ハムシャフリー電子版】イラン学生通信(ISNA)によると、エマーム・ホメイニー空港周辺の悪臭の調査と除去に向けた特別会議が、テヘラン州管理計画機構のネーマトッラー・トルキー長官を議長として、農業ジハード省、環境庁及び関係諸機関の代表者や幹部らが出席して開催された。
この会議では、エマーム・ホメイニー国際空港の周辺数十キロの範囲で動物性の肥料や廃棄物の製造産出において高いシェアを占めている4つの大きな畜産農家と企業の名が挙げられた。これらの一部は浄化場を建設しセパレーターと塩素処理システムを設置しているが、中には警告を考慮することなく操業を続けている企業等もあり、このことが会議で議論された。ネーマトッラー・トルキー長官は関連機関の報告の聴取後に以下のように述べた。「操業によって生じる悪臭除去に関して法律を遵守していない畜産農家や企業について、環境庁テヘラン州局による警告と現状調査の後に司法当局に照会しなければならない。」
会議ではテヘランのアーラードクーゴミ処理センターについても議論がなされ、この施設の移転のための調査検討が行われたが、およそ20年に渡り移転の決定が下されたことがなく、最善の方法は現状の改善であると発表された。彼は続けて述べた。「知識集約型企業一社を決め、その企業は、可能な限り短時間でアーラードクーのゴミを堆肥に変える方法を総合計画実施中に提示し、これが承認された場合には実施段階に移さなければならない。テヘラン州管理計画機構の広報サイトによれば、この会議では、さらに空港周辺の地表水の水質改善問題が検討され、その調査計画に5億トマーンの予算が費やされたことを考慮して、この下水浄化場の計画には1700億トマーンの予算が当てられ、競争入札ののち執行段階に入ることが決定された。この計画の執行によってバハーレスターンとエスラームシャフル両県がカバーされる。」
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( 翻訳者:SN )
( 記事ID:49357 )