トルコ中央銀行、中国と通貨スワップ協定合意
2020年06月19日付 Hurriyet 紙

トルコ中央銀行は「中国人民銀行との間で更新されたスワップ協定により、6月18日に中国人民元の初回借り入れを行った。商業銀行も国際的な活動に関連する商品展開を、関連するスワップ協定を基盤とする部門戦略によって広げることができるようになる」との声明を発した。

トルコ共和国中央銀行(TCMB)は、中国人民銀行との間で更新されたスワップ協定により6月18日に中国人民元の初回借り入れを行ったと発表した。

中央銀行の発表によると、TCMBと中華人民共和国人民銀行の間で2019年に更新されたスワップ(通過の交換)協定により、中国人民元(CNY)の初回借り入れを2020年6月18日に行ったということだ。

発表によると、このことによってあらゆる業種のトルコ企業は銀行の仲立ちにより、中国からの輸入に対して人民元で支払うことになるということであり、以下のような内容が記述されている。

「スワップ協定の原資が用いられることは、国際貿易の支払いに現地通貨が使用され、トルコ企業の国際的な流動性へのアクセスという観点で重要性を持っており、同時に2ヶ国間の財政的な協働を強化するための一歩として評価されている。一方で、商業銀行も国際的な活動に関連する商品展開を、このスワップ協定を基盤とする部門戦略によって広げることができるようになっている。TCMBは、国際貿易での支払いに現地通貨が使用されること、またスワップ協定とこの原資の使用への支持を継続する。」 

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( 翻訳者:神谷亮平 )
( 記事ID:49362 )