イラク:アメリカとの第二回戦略対話に向けて準備を進める(1)
2020年06月18日付 al-Quds al-Arabi 紙
■イラクはアメリカとの第二回戦略対話に向けて準備を進める(1)
【バグダード:本紙】
戦略対話のイラク代表団団長であるアブドゥルカリーム・ハーシム上級外務次官は昨日木曜、イラクにおける外国部隊の必要性を議論するための合同専門委員会がバグダード・ワシントン間に存在することを明らかにした。
同氏は国営通信に向けた声明の中で、「戦略的枠組み協定には、イラク・アメリカ間の対話の中で議論された7つの分野があり、それらは安全保障、軍事はもちろん、文化、教育、保健、財政、経済に関連がある」と述べ、「これらの分野は2009年以降動きが見られない」と強調した。
さらに同氏は以下のように付け加えた。「これらの分野は全て市民生活に関係しており、イラクはアメリカへの留学生の派遣を増やすことや文化的領域における協力のみならず、現在の状況下においては財政支援や経済支援を必要としている」。
同氏はさらに「戦略対話の共同声明にはイラクに駐留する外国部隊の削減が明記された」と指摘し、「イラクに駐留する外国部隊に対しては現在、明らかな削減が行われており、残りの外国部隊は治安情勢やイラク軍の評価によって削減を決める」と述べた。
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( 翻訳者:本多香奈 )
( 記事ID:49402 )